旧暦とは?
旧暦(太陰太陽暦)とは
旧暦とは、日本で1872年(明治5年)まで使われていた太陰太陽暦(たいいんたいようれき)のことです。 現在使われている新暦(グレゴリオ暦)とは異なる暦法で、月の満ち欠けを基準にした太陰暦と、 太陽の運行を基準にした太陽暦を組み合わせた暦です。
新暦との違い
- 新暦(グレゴリオ暦):太陽の運行を基準にした暦。1年は約365.25日で、月の満ち欠けとは関係なく、季節と一致します。
- 旧暦(太陰太陽暦):月の満ち欠けを基準にした暦。1ヶ月は約29.5日で、新月から次の新月までを1ヶ月とします。季節とのずれを調整するため、約3年に1回「閏月(うるうづき)」を挿入します。
旧暦の特徴
- 月の満ち欠けを基準:新月の日が毎月1日(ついたち)となります
- 1ヶ月の日数:29日(小の月)または30日(大の月)で、月によって異なります
- 閏月:季節とのずれを調整するため、約3年に1回、同じ月が2回あります(例:閏3月)
- 季節との関係:旧暦の日付は新暦の日付と毎年ずれます。例えば、旧正月は新暦では1月下旬から2月中旬の間で変動します
旧暦が使われている場面
現在でも旧暦は、日本の伝統行事や文化において重要な役割を果たしています。
- 旧正月(春節):中国・台湾・韓国・東南アジアなどで重要な祝日
- 旧盆:沖縄などで重要な行事
- 中秋の名月:旧暦8月15日の満月を楽しむ行事
- その他の伝統行事:七夕、節分、お彼岸なども旧暦と関係があります
旧暦の歴史
日本では、1872年(明治5年)12月3日を明治6年1月1日として、新暦(グレゴリオ暦)に改暦されました。 それまで使われていた太陰太陽暦は「旧暦」と呼ばれるようになりました。
旧暦は、中国の暦法を基に日本で独自に改良されたもので、長い歴史を持っています。 現在でも、沖縄や日本の伝統文化において、旧暦に基づく行事が行われています。